自分で焚き沸かしたお風呂は格別!火を入れると、五右衛門風呂の炉の口に一筋の炎が揺れ、
煙が流れます。消えそうになる火に息を吹きかけると、火を焚く香りとなつかしさが広がります。
焚くから点けるになった今では、何よりも贅沢で気持ちのいい古くて新しい楽しみ方です。
「それじゃあ、お風呂を焚きながらお芋も焼いて…
それに屋久島のおいしい水でご飯を炊いて、
新鮮な魚も焼こうか!」
そうと決まったら、買い物に行きましょう。食材探しも屋久島を楽しむにはもってこいです。
普段見かけない魚を見るのも面白いもの。熱帯魚のような魚が並ぶこともあります。
旅の思い出に食べてみましょう。自分で買えば、安くたっぷり食べられますよ♪
屋久島は、鯖を刺身で食べられるところ。特におすすめなのが、その名もクビオレサバ。
クビオレサバとは、鮮度を保つため、釣り上げた瞬間に首を折ったものです。
鯖は一匹丸ごと買いましょう。なにも恐ろしがる事はありません。
魚屋さんに頼めば、きれいに捌いてくれます。もちろん頭や骨ももらってきましょう。
これで作った味噌汁はとってもおいしいですから。
食材によっては、お鍋もいいですね♪お肉なら、鹿児島黒豚や黒牛があります。
お刺身用の鯖も安くてたくさん手に入ったら、「さばすき」なんて食べ方もあります。
漁師さんが鯖をたくさん食べるために考えたお鍋だとか。作り方は宿の者におたずねください。
朝起き抜けに川で顔を洗いましょう!タオルを持って1分も歩けば白谷川です。
すっきり目が覚めること、うけあい♪ 川沿いの散歩の後は、パンと牛乳で朝食を。
これだけでも、川原で食べればごちそうです。
夏は水に入って遊ぶのもいいですね!泳ぎ疲れたら大きな石の上で甲羅干しをしたり
木陰で読書をしてみたり…ゆっくりとした時が流れることでしょう。
夜になったら、川えび獲り。ヘッドライトを点け、えびの居そうな所に網を入れます。
夢中になって、時間を忘れてしまいそうです。 仙の家はちょっと人里離れているため、
明かりがほとんどありません。
星を見るのにはとてもいい場所です。お休み前のひとときに星を見上げて過ごすのもいいですね。 季節により食材も遊びも変わってきます。それぞれの季節をお楽しみください。